フラットのポイント制度への変更

フラット35の金利メニュー

フラット35は、新築や売買による取得のためのローンですが、住宅の性能と関係あるところなので、触れさせていただきます。

近年フラットの制度が複雑になりつつあったところ、今年10月以降の借入申込分より、ポイント制が導入されることになりました。

大きくは、
  1. 住宅性能
  2. 管理・修繕
  3. エリア

それぞれから1つのメニューを選ぶことができ、4段階の金利メニューに落ち着きます。

ありそうな組み合わせ

では、どのような組み合わせがありそうかと見てみると、

新築戸建であれば、
性能は「ZEH」か「金利A」「金利B」
管理修繕は「長期優良」

これらより、最大で4ポイントでしょう。

新築マンションは同様に、
性能は「金利B」
管理修繕は「予備認定」
これらより、最大で2ポイント。

中古では、
性能は「リノベB」「金利B」
管理修繕は「インスペ」「保険付」
これらより、最大で3ポイント。

と見るのが通常ではないかと思います。

あとは、たまたま地域の条件でポイントアップがあるかどうかでしょう。
このように体系立てて整理をしていただいた結果、いくつもメニューがあって、何を選んだら良いかわからないということは無くなるのではないかと思います。